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疲労回復は睡眠中に行なわれる

 
疲労回復は睡眠の役割の一つです。

朝起きたとき、昨日の疲労もスッキリ取れ、さわやかな目覚めを体験したことのない人はいないでしょう。それは睡眠中に無意識のうちに、心と体の疲労が解消されているからです。

疲労を回復する睡眠といっても、大きく2種類に分けられます。
いわゆるレム睡眠とノンレム睡眠です。レム睡眠は浅い眠りであり、脳は覚醒状態に近く、その代わり体の力がグッタリと抜けています。このときは脳のメンテナンスを行なっており、”積極的に精神を疲労回復させる睡眠”といえます。体は力を抜くことにって、筋肉を”消極的に”疲労回復させています。夢を見る眠りは、たいていレム睡眠です。

いっぽうノンレム睡眠は深い眠りであり、大脳は全体的に機能ダウンし”消極的に”疲労回復しています。その代わり、体は動き、寝返りをうったりします。このときは成長ホルモンが分泌され、免疫力を向上させており、”積極的に体を疲労回復させる睡眠”といえます。

つまりレム睡眠とノンレム睡眠は両方とも、心と体の両面を疲労回復させているわけです。睡眠には、合計4種類の疲労回復のさせ方があるということです。

このレム睡眠とノンレム睡眠は、一晩のうちに4〜5回繰り返されて、だんだん浅くなって目覚めに至ります。眠り始めは、いきなり深いノンレム睡眠から始まります。寝起きは浅いレム睡眠で目覚めると、スッキリと気持ちよく起きることができます。

 


疲労回復は睡眠の役割といっても、複雑で混乱している人もいるかもしれません。そこで、もう一度見ていきます。レム睡眠は、脳は覚醒状態に近く、そのため明瞭な夢を見ます。このとき体の力は抜けているために、ここで目覚めてしまうと金縛り(睡眠麻痺)となります。脳は起きていますから、このとき記憶の整理とか、うつ病の予防をしています。つまり精神疲労の回復時間帯です。レム睡眠が少なくなると、うつ状態になったり、ひどくなると自殺という事例もあります。

レム睡眠時の体の疲労といっても、たんに力を抜いているだけですから、それはソファーに体を預けているのと、そんなに変わらないレベルでしょう。体の力が抜けているのは、夢で見た通りに体が動かないようにするためでもあります。もしレム睡眠中に体が動くと、夢の中で走ると、実際の体のほうも反応して、走り出してしまう危険があるのです。

疲労回復はノンレム睡眠でも行なわれますが、レム睡眠とはまた違った角度からのメンテナンスとなります。ノンレム睡眠中には、脳は完全に温度が低下して、機能ダウンしています。意識がない状態(失神)といったイメージです。そのかわり体の細胞を修復したりしています。断裂した筋繊維を修復したり、紫外線で傷んだ肌を治したり、脂肪燃焼を促進したりしています。これは寝始めの3時間に分泌される成長ホルモンの働きです。そのほか免疫力を高めて、病気を治す時間帯でもあります。つまりノンレム睡眠は、体の疲労回復の時間帯です。もちろん大脳も機能ダウンさせることによって、疲労回復させています。

疲労回復は睡眠中に行なわれますが、レム・ノンレムそれぞれで休ませ方、メンテナンスの仕方が異なるわけですね。また、それぞれの睡眠中でも、積極的・消極的な疲労回復の方法が取られているのです。
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